CURRICULUM

カリキュラムポリシー

CURRICULUM POLICY

地域課題の発見や分析、解決のための企画・立案により、新しい地域価値の創造に貢献できる人材を育む

山形大学の教育課程の編成・実施方針(カリキュラム・ポリシー)に沿って,学生が体系的かつ主体的に学修できるように教育課程を編成し,これに従って教育を行います。

    教育課程の編成・実施等

  1. 豊かな人間性と社会性を涵養し,文系・理系分野の基礎的知識を融合して課題の発見と解決に取り組むことのできる基盤的学力を基盤共通教育において養成する。
  2. 地域社会の課題解決に資するデータ分析力や新たな地域価値を創造する力を育成するため,デジタル利活用の基礎・実践,地域マネジメントの応用に係る科目を配置する
  3. 多様な人々と協働して企画・立案する力や起業などのイノベーションを創造する力を育成するため,マネジメントの論理思考,事業アイデアの創出法,ビジネスプランニング等に係る科目を配置する。
  4. 地域社会の課題を理解し解決策の立案とその地域での実践力等を育成するため,デジタル利活用力とマネジメント力に係る実践科目を配置する。
  5. 自身の学びの核となる,文系・理系の学問分野を横断する学際的な専門知識と論理的思考力を育成するための科目群を編成する。
  6. マネジメント力,デジタル利活用力,文理を横断する学際的な専門知識を総合して地域社会の新しい価値の創造に挑戦する能力を育成するため,実践研究科目を配置する。

    教育方法

  1. グループ学習を充実させ,チーミング力やコミュニケーション力を養い,他者との協働にむけた実践力の育成を促す。
  2. 地域社会の課題解決に資するデータ分析力や新たな地域価値を創造する力を育成するため,デジタル利活用の基礎・実践,地域マネジメントの応用に係る科目を配置する
  3. 授業科目と教育目標の関係を示したカリキュラムマップや授業科目間の関連性を体系的に示したカリキュラムツリー,履修計画と学習成果を明示した学修ポートフォリオ等を展開し,学生の主体的な学びを支援する体制を整える。
  4. 授業科目をナンバリングすることにより,学習の段階や順序等,教育課程の体系を明示し,学生が自ら理解したうえで授業科目の主体的な選択を促す。

    教育評価

  1. 良識ある市民に求められる知識・技能,主体的・自律的に学修に取り組む態度を評価する。
  2. 地域社会の課題解決に資するデータ分析力や新たな地域価値を創造する力を育成するため,デジタル利活用の基礎・実践,地域マネジメントの応用に係る科目を配置する
  3. 具体的な学修結果と評価基準を示したルーブリックを策定し,明確な成績評価,学生自身による到達度の検証及び自主的・自律的改善を可能にする。
  4. 学修におけるリーダーシップ・フォロワーシップ,協調性,独創性を評価し,地域の課題解決にむけた実践的な社会共創力の育成を促す。

カリキュラムツリー

CURRICULUM TREE

カリキュラムツリー

導入科目 「人と共創」

導入科目 「人と共創」

地域社会で暮らす多様な人々の立場や気持ちを理解することは、共に社会を創るために非常に重要です。この講義は、地域社会で生活する様々な人々のお話を伺い、社会共創デジタル学環における学びの意義を把握することを目指します。各学生が学環における自身の学びをプランニングします。

共創デジタルソリューション
共創理論科目

共創デジタルソリューション

デジタル技術の基本から、実データを使った処理技術まで幅広く学びます。さらに、AIの活用方法を修得し、地域社会の問題を解決するためのデータ分析力や、新しい地域価値を生み出す力を身に付けます。

共創アントレプレナーシップ
共創理論科目

共創アントレプレナーシップ

ビジネスプラニング、マインドセット、経営実践等に係る科目を配置し、イノベーション創出につながるクリエーティブ且つ変化と向き合う姿勢、リーダーシップ、事業計画の立案と共同実践力等を身につけ、多様な人々とコミュニケーションをとりながら、起業を含む新規事業の企画や実践を通じて地域課題の解決を図っていく実践的な能力を育成します。

共創実践科目

共創実践科目

「共創理論科目で修得する「マネジメント力」と「デジタル利活用力」を実践するために必要な基礎スキルや行動・思考力を修得し、地域社会の諸課題を理解しながら、課題解決のための解決案の立案とそれを地域で実践する力等を育成します。

オンデマンド教材の活用

オンデマンド教材の活用

スキルセットは主にオンデマンド教材、マインドセットは実践科目で習得

CIDでは、学生が演習や研究を通じ、学際的な知識や解析・分析力を学ぶ意欲と意義(マインドセット)を自覚することを求めます。そして、その知識・思考力・解析力(スキルセット)は、主としてオンデマンド教材を活用して習得します。スキルセットの科目をオンデマンド化とすることで、学生の学習時間と空間の制約を緩和し、個々の学生のペースでの習得を実現するとともに、実践演習・研究の自由度・選択制を高めます。

マルチメンター制度

MULTI-MENTOR

少人数教育の強みを活かし文理横断型の教育を実践

学生の主体性や挑戦する姿勢を尊重し、多様な地域課題に対して柔軟な研究テーマを設定するとともに、文系・理系の学問分野に跨る、専門性の異なる複数教員が助言・指導します。

マルチメンター制度